

どんなスタイルも素材がすべてです。素材がダメージを受けているとやりたくても出来ないことが多々増えます。ちょっとの知識であなたの髪は格段に良くなるかも・・・。
Q.髪ってどういうふうになってるの?・・・

私たちの髪は3つの層にわかれていて、たとえるならお寿司の海苔巻きのような構造をしています。髪のいちばん外側にあるのが「キューティクル」。海苔巻きでたとえると“のり”の役割です。根元から毛先にかけてお魚のうろこのように重なりあっていて、ご飯や具といった中身をくるっと包み込んでいます。キューティクルの内側にあるのは海苔巻きのご飯にあたる「コルテックス」です。 コルテックスは髪の約90%を占める大切な存在です。髪には欠かせない水分・油分があるほか「間充物質(マトリックス)」と言う大切な栄養素を含んでいます。また髪の色を決める「メラニン色素」もココにあります。そして最後に中心にある具となる部分が「メデュラ」です。メデュラは髪の芯にあたりますがその役割は未だに解明されておりません。細い髪の人には存在すらない場合もあります。
Q.どうして髪はカールするの?・・・
髪は4つのつながりから出来てます。専門用語で言うと「ペプチド結合」「S-S結合(シスチン)」「イオン結合」「水素結合」・・・難しいですよね。
違いはそれぞれ結びつく強さが違うってことです。いちばん弱い順に「水素結合」「イオン結合」「S-S結合」「ペプチド結合」です。
水素結合は髪が水に濡れた状態で切れて乾くとまたつながります。コレはドライヤーでカールさせたりアイロンしたり乾かすことで形が変わるものはすべて「水素結合」によるものです。水に再び触れれば元に戻ります。
イオン結合は髪が傷んでPH(ペーハー)バランスが崩れると結びつきが切れしまいます。ちなみにPHとはアルカリ性・中性・酸性をあらわすものさしみたいなものです。弱酸性といわれるPH4.5~5.5が髪のもっとも安定したPHとなります。
S-S結合 コレを利用するのがパーマです。1剤で一度結合を切り、2剤でつなげるんです。
そしてもっとも強い結合のペプチド結合。コレは髪の命です。コレが一度切れると、二度と元には戻りません。プリュスでも残念ながら無理です。。。
Q.髪って何から出来てるの?・・・
髪は爪と同じ。主にタンパク質から出来てます。このタンパク質を分解した一個のモノがアミノ酸。コレが2個から100個集まるとPPT(ポリペプチド)になります。100個以上だとタンパク質となるのです。人間の体を作っているアミノ酸は20種類ですが、その組み合わせにより約10万種類のタンパク質から出来ています。
そしてタンパク質も爪や髪などの硬いタンパク質と、肌や内臓のような柔らかいタンパク質に分けられます。
Q.どうして髪は傷むの?・・・
髪のダメージはどこから始まるかご存知ですか?
実は外側にあるキューティクルから始まるんです。無理なブラッシングやカラー&パーマなどでキューティクルがはがれ、栄養分が流れ出し、内部の傷みへと進むのです。髪はタンパク質で出来ていることは「Q、髪って何から出来てるの?」で説明しましたが、パーマやカラーに含まれるアルカリ成分がタンパク質の結びつきを分解してしまいます。その結果タンパク質が失われ、髪の保湿性が無くなり、放っておくとダメージにつながります。
ダメージの種類を整理すると色々な原因がありますが、毎日のシャンプーやブラッシング、髪を乾かすときのドライヤーの熱やブローの仕方。日常のシーン プール・紫外線など季節のレジャー。美容室での無理なパーマ&カラーなどですね
傷んでしまったものは二度と元には戻りませんので内側からも外側からもケアすることが一番大切です
Q.健康な髪ってどんなこ髪?・・・
コルテックスが髪の健康状態を大きく左右してます。髪のコルテックスには、繊維状のタンパク質とコレを束ねる間充物質があります。細い糸がよられて毛糸が出来るように、たくさんの繊維を間充物質が接着剤のようにくっつけているのです。髪の中に間充物質がしっかりあれば潤いや弾力性があり健康と言えるでしょう!しかしこの間充物質がキューティクルの隙間から流れ出てしまうと、保水弾力性が失われてしまいます。間充物質はタンパク質の中でも非常にやわらかい性質です。そのため、非常にデリケートなのです。
そして間充物質が無くなると薬剤による処理が非常に困難となります。つまり、パーマやカラーが思い通りできなくなります。
Q.髪は水に濡れるだけでも傷むんですか?・・・
髪って水でも傷むんです。弱酸性の髪は弱アルカリの水に触れるとPHが変化してタンパク質とタンパク質の間にスキマを生んでしまうんです。このスキマに水が入り髪を膨らませ、キューティクルが開き、髪を不安定な状態にしてしまいます。
水で濡れた状態は少しでも早く乾かしてあげることが大切です。濡れてる髪は優しくしてあげてください。
では、このPHとはナニカ?
PHとはアルカリ性と酸性のものさしですが、1~14までの値があり真ん中の7が中性です。酸性の代表がレモン。これはPH2~3くらい アルカリの代表は石けんでしょうか?PH9~10くらいです。日本の水道水の平均はPH7.8で弱アルカリ性。
髪はアルカリ性に近づくとキューティクルが開く性質があります。パーマやカラーはコレを利用して薬剤を浸透させます。
Q.クセ毛ってどうしてできるの?・・・
クセ毛は毛根の影響が非常に大きいのです。毛根が頭皮に対してまっすぐではなく曲がって生えていると、髪は曲がったまま伸びて、ねじれたクセ毛になります。日本人はこのタイプが多いとされています。また、曲がって生えてきた髪はキューティクルの内側のコルテックスに、水を吸いやすいタンパク質と水をはじくタンパク質の2種類が出来てしまいます。髪が水分を含むと水を吸いやすい部分は伸びるけど、水をはじく部分は伸びにくい・・・と髪の内部で伸びに差が出てしまい、うねりや縮みとなって現れるんです。また髪は毛穴の形によっても変わります。その形にそって生えるからです。一般的に髪の約90%は楕円。真ん丸の髪は全体の10%ほどしかないと言われています。ちょっと意外でしょう?真ん丸の比率が多くなると、傷みにくいという傾向もあります。
ほとんどの人はカナラずクセ毛なのです。






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